卒業後の進路(過去5年間)
- 過去5年間では様々な進路をとった卒業生がいますが,その多くは学校の教員となっています。学校の教員も特別支援学校の教員となるだけでなく,通常学級の担任や,特別支援学級の担当としてインクルーシブ教育の推進に関わっています。
- 大学院進学者及び修了生はそのほとんどが特別支援学校の教員となっています。特別専攻科の卒業生もほとんどが教員です。
- 企業・公務員に関しても,その多くが障害のある子どもと関わる業務を選び,大学で学んだことを生かしながら勤務しています。
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卒業生の声
夢だった特別支援学校の教員になって3年が経ちました。元気いっぱいで、お話しをすることが大好きな可愛い子どもたちと共に学び、
遊び、そしてその成長に携われることに日々喜びとやりがいを感じて過ごしています。1年目は「よく見て、よく気づく」、2年目は「多
角的な視点による実態把握」、3年目は「根拠のある支援や指導を」ということを自分の中でのテーマとして、子どもたちのできることの
幅を広げるために自分には何ができるのか、どんなアプローチがあるのか日々悩み、試行錯誤しながら教育に携わってきました。チームで
子どもを育てていく上で、同僚の先生方や保護者、その他関係機関との連携が学校現場においては必要不可欠です。私自身、学生時代は「
頼られる」ことに使命感を感じて過ごしていたため、社会に出て周りを「頼る」ことに難しさを感じることがありました。みなさんの周り
には、いつでも親身に相談に乗ってくださる先生方や、卒業してからも頼れる仲間がおり、それは茨城大学の強みだと思います。ぜひ、茨
城大学での4年間を通して、「頼る」「頼られる」経験をしてほしいと思います。
茨城大学では、特別支援学校の先生になりたい人はもちろん、他校種や教科の教員免許を取得することのできるカリキュラムも用意され
ています。大学生だからこそ教えてもらえて学べること、果敢に挑戦できることがあります。そして、その機会は大学の講義や教育実習に
限らず、サークルや部活動、ボランティア活動などみなさんの大学生活において多くあります。ぜひ、茨城大学でたくさんの人と出会い、
経験を重ね、充実した学びの多い日々を送ってください。
2020年度卒業生 鈴木琴音(学部パンフレットより引用)
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